KOYORI #1 -日本のものづくりを、世界に-

KOYORI  #1 -日本のものづくりを、世界に-

KOYORI(コヨリ)は、国内有数の家具メーカーが協業し、国際的に活躍するデザイナーとともに立ち上げた新しいカタチの家具ブランドです。
KOYORIというブランド名の由来は、和紙によりをかけて紐状にする「紙縒(こより)」。古くから日本でのお祝い事に欠かせない水引の素材であり、結びつきの意味も込められています。





このブランドは〈マルニ木工〉の海外展開を担ってきたマルニグローバルブランディング・エグゼクティブディレクターの神田宗俊氏が中心となり、日本の家具をより広く世界に発信するために構想されました。
神田がブランドの構想を始めたきっかけは、アップルの新社屋〈アップル・パーク〉にマルニ木工の「HIROSHIMA」を納めるべく奔走していた時期に世界的なデザインカンパニーへの納入という大きな成功を経て、日本のものづくりをさらに世界に広めていくためにはどうしたらよいのかを考え、マルニ木工での販路を活かす形で国内のメーカー数社が参加するアライアンスブランドの構築に思い至りました。
KOYORIでは、マルニ木工はブランディング等のディレクションの立場で参加しており、プロダクトの製作は協業するメーカーが行うという、今までになかった形態を実現させています。






2022年にミラノデザインウィークにて行われたデビューコレクションでは、無垢の曲木家具を得意とする飛騨産業、成形合板のパイオニアである天童木工という得意分野が異なる2社が参画。参加したデザイナーは、世界でも著名なロナン&エルワン・ブルレック兄弟・ガムフラテージが担当し、大成功を納め、2024年からは、デザイナーのマイケル・アナスタシアデスが加わりました。
彼らのデザインを、日本の木工家具メーカーが製作あたることにより、それぞれの得意技術を活かした椅子やテーブルが誕生し、「日本の家具ブランド × 世界デザイン」という独自の魅力が具現化され新しいカタチのものづくりの形態を確立させました。

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