選ばれ続ける北欧・イタリアの名作照明
半世紀を経てもなお、選ばれ続ける理由
照明には、流行では語れない価値があります。デザインだけではありません。光をどう届けるか。その思想こそが、名作と呼ばれる所以です。今回は、発表から数十年を経てもなお選ばれ続けている5台の照明をご紹介いたします。
1975年。LUMINA創業者、トマソ・チミニ(Tomaso Cimini)によって発表されました。ミニマルなフォルムの奥には、徹底した機能性への追求があります。可動式のアームとヘッド。この構造により、光を必要な場所へ、正確に届けることができます。発表から半世紀近く。それでも今なお高く評価され続けているのは、この揺るぎない機能美があるからです。

1929年。アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)がデザインしました。デンマークモダニズムの、まさに原点と言える一台です。シェードは45度にカット。眩しさを抑えながら、光を効率よく届けます。可動式のアームを備え、読書灯にも、間接照明にも。一台で幅広く活躍する、稀有な名作フロアランプです。

FOSCARINI 【Caboche Plus pendant】
2005年の発表以来、モダンクラシックとして世界中を魅了してきました。パトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)らが着想を得たのは、真珠のブレスレット。無数の透明な球体が、光を反射し、拡散します。その様は、まるでジュエリーのよう。彫刻のような美しさを放ちながら、時を経ても色褪せることがありません。

1963年。「フォルムは機能から生まれる」。その思想のもとに、創作されました。5枚の同心円状のシェード。そこに描かれるグラデーションは、静かで美しい光を空間にもたらします。存在感がありながら、圧迫感はありません。半世紀以上にわたり愛され続けているのは、このバランス感覚ゆえです。

1968年。ヴァーナー・パントン(Verner Panton)がデザインした名作を、現代的に再解釈した一台です。象徴的なフォルムは、そのまま。タッチ式のスイッチで調光ができ、暮らしの場面を選びません。豊富なカラーバリエーションを備え、時代を超えて愛され続けています。北欧デザインを代表する照明として、今も揺るぎない地位を保っています。

光をどう扱うか。そこには、ブランドごとの哲学が表れます。COLOR'Uではそうした背景にある思想やものづくりへのこだわりも含めて、皆様の暮らしにふさわしい一台をご提案してまいります。

