天童木工ショールーム訪問記【前編】 1964年生まれの建築に、天童木工の歩みを見た

天童木工ショールーム訪問記【前編】 1964年生まれの建築に、天童木工の歩みを見た

浜松町COLOR’Uから徒歩すぐ。天童木工東京支店ショールームへ。
COLOR'Uでも取り扱いのある天童木工の東京支店ショールームに訪問させていただきました。場所はJR浜松町駅、都営地下鉄大門駅からほど近い、港区浜松町一丁目。オフィスビルが立ち並ぶエリアにあります。COLOR'Uのスタッフとして伺ったことも忘れかけて、ひとりの消費者として「あれも欲しい、これも素敵」と夢中になり、気づけば長居していました。

一歩入ると、空間そのものが主役
一歩足を踏み入れて、まず目を奪われたのが空間のおもむきでした。カラフルに塗り分けられた配管やダクト、階段を上るごとにひらけていく視界。家具を見る前から、もう気持ちが高鳴ります。
完成当初は、天井の高い吹き抜けの大空間だったというこのショールーム。ところが、できてまもなく「家具を置く場所が足りない」ということで、上のフロアが増築されたそうです。その上階へ続く階段が、またすてきなんです。踏む面と立ち上がりの面がなめらかにつながって、ひとつのカーブを描いています。木を曲げる技術を磨いてきた天童木工さんならではの仕事だなと、しばらく見入ってしまいました。そこに添えられた白と黄色の手すりも、ほどよく遊び心があって、思わず目が留まります。
東京オリンピックの3か月前に生まれた建物
この建物が完成したのは、1964年。東京オリンピックの、ちょうど3か月前でした。設計は坂倉準三建築研究所。モダンな外観の内側に、ショールームもオフィスも、倉庫までも内包した機能的なビルとして誕生したそうです。天童木工の東京での歩みは、1947年、新橋駅烏森口に東京営業所を開設したことに始まります。その5年後に浜松町へ移転し、1964年に現在の社屋が完成しました。
当時の社長・大山不二太郎氏は、完成を知らせる案内パンフレットにこう書いています。「このショールームを皆様とのお話し合いの場として広く利用していただくとともに研究の場として一層努力と研鑽を重ねて行きたいと思っております」製品を並べるだけでなく、人と語り合い、学び続ける場にしたい。60年以上前の言葉ですが、お客様と日々向き合う私たち販売店の立場で読んでも、そのまま胸に響きます。建築の魅力に浸っているうちに、気づけば時間があっという間に過ぎていました。


天童木工ショールームの帰りに。
COLOR'Uは、天童木工のショールームから歩いて徒歩約8分の場所にあります。天童木工の製品もCOLOR'U店頭でご覧いただけます。天童木工ショールームで名作家具の座り心地を体感したあと、そのまま足を延ばしていただける距離です。COLOR'Uでは天童木工の製品に加えて、魅力的なブランドを多数お取り扱いしています。家具のほかに、照明、キッチン用品、雑貨まで。
天童木工のショールームは家具が並ぶだけでなく、暮らしの雰囲気まで感じられる空間です。そこで「この椅子いいな」と思ったら、そのまま足を延ばしてCOLOR'Uで照明や器とのコーディネートも見てみてください。ショールームで膨らんだイメージが、別のブランドとの組み合わせでさらに広がっていくはずです。私自身、COLOR’Uでも扱っているバタフライスツールが、ショールームでは内装やコーディネートの違いでまた違った表情に見えてとても新鮮でした。同じ家具でも空間や合わせるものが変わると、まったく違う魅力が見えるはずです。

後編では、天童木工のショールームに並ぶ家具と、座ってみて驚いた体験をご紹介します。

天童木工COLOR'Uブランドページ

天童木工 東京ショールーム&ストア
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COLOR'U 浜松町
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